(1) 引用・参考文献等の記述
引用・参考文献は本文に関わりのあるものにとどめ,以下の例を参考にしてわかりやすい形で掲載して下さい.
ア)本文中の引用文献・注の引用文献・参考文献を著者名のアルファベット順に一括して並べ,論文の末尾に掲載する.
イ)同一の著者の場合は,発行年の古いものから順に並べる.論文名には「」を,書名には『』を付す.
ウ)文献の著者はファミリーネーム,ファーストネームの順で示す.
エ)欧文の書名,雑誌名はイタリック体で表記する.
オ)例に当てはまらない場合は適宜次のルールに従い表記する.
・「,」等の記号の使用はできるだけ少なくする.
・異なる文献を示すには「;」を用いる.
参考文献の形式
【単行本】
著者名(公刊西暦年):『書名』発行所
著者名(公刊西暦年):「論文名」著者名『書名』発行所
【雑誌】
著者名(公刊西暦年):「表題」『掲載雑誌名』巻(号),発行所
参考文献の例
和田忠太(1995):『メカニズム解剖図鑑』日本実業出版社
吉田民人(1992):「情報・情報処理・情報化社会」『社会情報』1巻1号,札幌学院大学社会情報学部
秋山孝正,佐々木綱(1988):「都市高速道路の交通安全対策案作成についての比較研究」『土木計画学研究・講演集』No.11
カ)同一著者が同一年で複数の公表がある場合には,a,b…を付して区別する.
正村俊之(1994a):「自己組織システム」岩波講座社会科学の方法『社会システムと自己組織性』岩波書店
キ)翻訳書の場合には,原著公表年代と訳書公表年代を=で結ぶ.
Shannon,C.E. and Weaver,W.(1949):The Mathematical Theory of Communication,The University Illinois Press = (1969):長谷川淳・井上光洋訳『コミュニケーションの数学的理論』明治図書
(2)本文・注での引用
引用は本文および注の該当箇所に「参考文献」リストの参照という形で行います.
ア)引用箇所には,文献の著者と公表年代と必要な場合は引用ページを(氏名,文献発行年:引用ページ)の形式で記入する.
(和田,1995)(吉田,1992:43)
イ)複数の文献がある場合には,(氏名1,XXXX;YYYY)や(氏名1,XXXX;氏名2,YYYY)などとする.
ウ)同一著者の文献を複数引用するとき,「;」で区切って列記する.
(秋山他,1988:275-282;1990:9-19)
エ)同一著者が同一年で複数の公表があるとき,a,b…を付して区別する.
(正村,1994a:37)
オ)同一文献の複数箇所引用するとき,「:」の後に「,」で区切って列記する.
(正村,1994a:37-39,45)
カ)翻訳書の場合には,原著公表年代と訳書公表年代を=で結ぶ.
(Shannon,1949=1969)
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