東北支部研究会のご案内

平素より社会情報学会東北支部の運営にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、東北支部は3月9日に、仙台市の東北大学で本年度の研究会を開催いたします。研究会の第1部はミニシンポジウムです。宮城、岩手両県の沿岸部に本社を置く地域紙3紙の記者にご登壇いただき、東日本大震災からの歩みの中で果たした役割を振り返りながら、今後の展望を議論します。第2部では、学生や若手研究者を中心に研究発表を行います。ハイブリット開催となりますので、会場のみならずオンラインでもご参加いただけます。

参加ご希望の方は、下記Googleフォームからお申込みください。
https://forms.gle/q1BPUMRnf6wGWQeM7

お申し込みの締め切りは3月8日(金)です。
研究会に関するお問い合わせは下記事務局までお寄せください。
info.ssi.tohoku2023[at]gmail.com(atを@に置き換えてください)

□□□────プログラム────□□□
■日時
2024年3月9日(土)13:00~17:00

■場所
東北大学大学院情報科学研究科 2階 中講義室
 https://www.is.tohoku.ac.jp/jp/introduction/access.html

■ミニシンポジウム(13:00~14:30)
「『地域紙』のジャーナリズム~東日本大震災から13年の現在地~」
東日本大震災から間もなく13年を迎える。記者や会社それぞれが大きな被害を受けながらも、地元の再生と歩みを共にしてきた被災地の地域紙は、当事者ジャーナリズムを体現し、その重要性を示してきた。くしくも年始に能登半島地震が発生し、災害報道の在り方が問われている今、これまでの歳月を振り返りながら地域紙の意義を確かめ、現在地を探りたい。

【登壇者】
石巻日日新聞社(宮城県石巻市)熊谷利勝 記者
三陸新報社(宮城県気仙沼市)  三浦一樹 記者
東海新報社(岩手県大船渡市)  鈴木英里 記者
コメンテータ                              松本恭幸(摂南大学)
コーディネーター                       大内斎之(新潟経営大学)

■研究発表(14:45~16:55)
 一般発表20分、ショートプレゼンテーション10分(いずれも質疑応答を含む)

【一般発表①】14:45~15:05
東日本大震災デジタルアーカイブの利活用に関する研究:メディア論の観点から
大西昴(東北大学大学院情報科学研究科 M2)

【一般発表②】15:05~15:25
都道府県による新型コロナに関するツイート(現X)の分析――東京都・大阪府・北海道を事例に
JIN WEN(東京工業大学環境・社会理工学院 D1)

【一般発表③】15:25~15:45
ゲームコンテンツを通した防災意識と地域愛着の変容:スマホアプリ地域創生RPG「キズナファンタジア」を事例として
○三橋勇太(石巻専修大学経営学部 助教)
  齋藤玲(東北大学災害科学国際研究所 助教)

【ショートプレゼンテーション】15:45~15:55
ファンドレイジング場面における寄付者と受益者のメディアを通じた交流に関する可能性の研究
佐藤絵理(東北大学大学院情報科学研究科 D1)

【一般発表④】15:55~16:15
Virtual Peer Support: Impact of Social Interactions Among Members of a
Japanese Single Mothers’ Community
Margaret Dansu (東北大学大学院情報科学研究科 D3)

【一般発表⑤】16:15~16:35
自然災害の経験が市民のリスク・コミュニケーションに与える影響:情報処理スタイルの観点から
橋本純次(社会構想大学院大学コミュニケーションデザイン研究科 准教授)

【一般発表⑥】16:35~16:55
日本の村のWebサイトにおけるチャットボット利用の現状と課題
本田正美(関東学院大学経済経営研究所 客員研究員)

16:55 閉会あいさつ 坂田邦子(東北大学大学院情報科学研究科)
17:00 終了