2013年度 第1回 社会情報学会東北支部研究会 報告

2013年11月29日(金)
午前の部と夜の部の2回にわたり、上映会およびトーク&ディスカッションが開催された。来場者は200名を越え盛況であった。
上映については、マスメディアなどに報道されない福島の現実が描かれた映画に対して、「ショックを受けた」「知らなかった」とコメントする来場者も多く、ディスカッションでは、隣の県でありながら、なかなか伝わってこない福島の現状に対して、なぜマスメディアはこのような(重要な)ことを取り上げないのだろうかと言ったような質問もあがった。より多くの人に知ってもらうべき情報ではないか、という声もあり、実際に知ってもらいたいあまり関心を持たない層に伝えることが重要で、そのためにはどのようにすればよいのだろうかという議論もなされた。
また、映画の内容に関する質問もあり、アッシュ監督は撮影の際のエピソードなども話し、非常に有意義な上映会となった。