日本社会情報学会(JSIS-BJK)災害情報支援チーム
  〜JSIS-BJK災害支援チームについて〜

日本社会情報学会(JSIS)では、危機に直面する地域社会への情報技術貢献の観点から、所属の若手研究者・大学院生・大学生が集まり、災害情報支援チーム(BJK)を結成して、被災地の支援活動にあたっています。特に面積の50%が津波で浸水し、人口の半数近くが被災しつつも、そもそも情報インフラが貧弱であった過疎地である宮城県亘理郡山元町に支援地を絞り、ITを失った地域社会に、ITを導入し直して貢献するために、積極的な支援活動を行っています。 JSIS-BJKは、先遣隊としての大妻女子大学災害支援研究会をいれると、震災直後の3月16日から繰り返し山元町に入り、特にパソコン、インターネットなどの情報支援に特化して実施してきました。4月6日からは常駐部隊を6次にわたって交代派遣し、避難所のパソコン・プリンタメンテナンスから、臨時災害コミュニティFM「りんごラジオ」のブログ運営まで、多岐にわたって活動を展開してきました。通電・通水し4月に入ると、山元町災害対策本部に公式に求められた活動となるとともに、刻一刻と変化する避難所・避難生活のニーズに応えるべく内容を多様化させ、現在に至っています。そして、現在の重要なミッションとして、被災地の大切な思い出を取り戻し保存するため、「思い出サルベージアルバム・オンライン」に全力をあげて取り組んでいます。
JSIS-BJK災害情報支援チーム
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