日本社会情報学会ニュース第10号〜2000/12/26〜
目 次
会員名簿の送付
第5回日本社会情報学会大会
第6回日本社会情報学会総会
学会賞を創設
2001年度学会大会の開催時期
学会誌編集
研究活動(関西大学などで研究会開催)
後援・協賛の行事
研究助成
教員公募
会員状況
会 費 納 入 の お 願 い
【会員名簿の送付】
会員名簿を作り直しました。第5回学会大会に参加された会員には会場でお渡ししましたが、その他の方には、このニュースと同封してお届けします。会員管理用データをそのまま印刷したため、所属、住所、電話番号など、事務局に変更届を出して頂かない限り、そのままになっております。変更がありましたら、その都度ご連絡お願いします。
【第5回日本社会情報学会大会】
第5回日本社会情報学会大会は11月25、26日、浜松市の静岡大学情報学部で開かれ、七十数人が参加して活発な研究発表、討論などが行われました。参加されなかった会員には、講演要旨集を同封しました。
【第6回日本社会情報学会総会】
第6回日本社会情報学会総会は11月25日、静岡大学で行われ、1999年度決算、2001年度予算などを承認し、学会賞の創設を決めました。
【学会賞を創設】
上記の総会で、学会賞を以下の要領で創設することが決まりました。
(1) 名称:研究奨励賞
(2) 対象:本学会の学会誌掲載論文で、著者のうちに40歳以下の会員が含まれているもの。
(3) 頻度:年1回。
(4) 賞金額:5万円。
(5) 選考委員:学会員の中から選出する。選考委員は理事会で決定する。
【2001年度学会大会の開催時期】
2001年度学会大会は札幌学院大学で行われ、日程は10月20(土)、21(日)日を第一候補に、10月13、14日を第二候補に準備中であることが総会で報告されました。
【学会誌編集】
学会誌「社会情報学研究」は、申し込み19件のうち14件の投稿があり、現在、査読中です。また、編集委員に新たに3氏を委嘱し、編集委員は次の顔ぶれになりました。
特別顧問:廣井脩(東京大学)
編集担当理事:長田 博泰(札幌学院大学)、田村 泰彦(群馬大学)
第3号から継続の編集委員:炭谷 晃男(大妻女子大学)、中森 広道(日本大学)
新規委嘱の編集委員:大国 充彦(札幌学院大学)、 黒須 俊夫(群馬大学)、岡田 安功(静岡大学)
【研究活動】
今期の活動について総会で、伊藤守理事から▽東京に限定せず、地方での研究活動の活発化をはかる▽そのために、地方大学に所属する会員に研究委員になってもらい、地方で「研究会」を開催するとともに、会員の拡大を目指す▽もう一つの「社会情報学会」との「合同研究会」について慎重に対処する、との方針が表明されました。
研究委員には森田 均(長崎シーボルト大学)▽常木 暎生(関西大学)▽高橋 徹(札幌学院大学)の3氏を委嘱し、九州、関西、北海道地区での研究会開催を進めることになり、次の研究会開催が決まりました。
◆研究会開催
「トロントのメディア・スタディーズについて
〜カルチュラル・スタディーズとの関わりから〜」
マスコミフォーラムとの共同開催
日時:2001年1月28日(日)14時〜17時
場所:関西大学千里山キャンパス 100周年記念会館 第2会議室
司会 :常木瑛生(関西大学社会学部)
報告者:粟谷佳司(同志社大学大学院)
討論者:伊藤守 (早稲田大学教育学部)、小田原敏(関西大学総合情報学部)
ヨーク大学大学院Social and Political Thoughtコースは、Jody Berland, Gary Genoskoなど現在のカナダのメディアやカルチュラル・スタディーズを支える研究者を生んでいる。
 彼・彼女らの研究から、トロントのメディア・スタディーズのトピックを考える。
◆今後の研究会開催予定
3月3日 土曜日 札幌地区
報告者 出川淳 小樽商大(情報科学・経営科学専攻)
3月10日 土曜日 九州地区
報告者 杉山あかし 九州大学 (社会学専攻)     小林直毅  長崎シーボルト大学 (文化社会学専攻)
【後援・協賛の行事】
◆日本学術会議「2001年情報学シンポジウム(後援)
……21世紀の情報化社会・ネットビジネスを支える情報学/情報技術……」
日時:2001年1月18日(木)・19日(金)9:30〜17:00
会場:日本学術会議講堂(東京都港区)
◆シ ン ポ ジ ウ ム 「ケータイ・カーナビの利用性と人間工学」
主 催:日本人間工学会 協賛:日本社会情報学会、他関連53学協会
期 時 : 2001年2月21日(水)〜22日(木)
会 場 : 名古屋市工業研究所(名古屋市熱田区)
参加費 (発表者・聴講者)
会 員・協賛学会員 : 12,000円
一 般 : 18,000円
学 生 : 5,000円(資料代含まず)
資料のみ : 5,000円(送料500円別途要)
懇親会費(2/21) : 4,000円
※会員・協賛学会員で12/31までに参加費払い込みの場合は、早期払込割引価格(10,000円)で参加可能。
企画講演のほかに、一般の研究発表・事例発表、実演・展示を募集。
下記のWebにてプログラムを公開。また、Webからの参加申込・募集を受付中。
http://ergow.dj.kit.ac.jp/event/keitai2001-PG.html
◇申し込み・問い合わせ先
日本人間工学会 関西支部 事務担当 斉藤 弥生
E-mail: yayoi@hisol.dj.kit.ac.jp 、 ergow@hisol.dj.kit.ac.jp
〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎御所海道町
京都工芸繊維大学 工芸学部 渋谷 研究室内
TEL : 075-701-7391 FAX : 075-701-7211
Web : http://ergow.dj.kit.ac.jp/
【研究助成】
◆キャラクター研究に助成
株式会社バンダイが「キャラクター研究所」を設立、「キャラクター研究者育成支援制度(キャラクター・スカラシップ)」による研究助成対象を以下の要項で募集中。
◇募集内容・分野:キャラクターおよびキャラクター商品に関する下記3分野での調査
研究計画
1. 社会学・心理学分野
2. 美学・デザイン分野
3. 経済学・マーケティング分野
計3分野
*ここで言う「キャラクター」とは、アニメ、ゲーム、テレビなどの登場人物や文具、雑貨などにつけられた動物などの絵を主に指すが、応募される研究計画は、より広いキャラクターの捉え方を前提としたもの(例えば人間の性格、漢字やマーク、美学上のイコンなど)でも構わない。
◇支援内容:各分野1点に対し100万円を研究資金として提供。
◇対象期間: 調査研究が2001年4月1日以降に開始され、2003年3月31日までに終了するもの。
◇募集期間:2000年11月22日〜2001年1月31日(必着)
◇審査方法: 書類審査(必要に応じて面接も実施)*選考の経過についての問い合わせは受け付けない。
◇応募資格:不問(団体での応募も可)
◇応募方法:バンダイキャラクター研究所ホームページの「キャラクター・スカラシップ」募集要項に掲載されている所定の用紙に、テーマ、目的、研究者の経歴、研究期間、研究資金の使用内訳などを明記の上、電子メール、郵送・FAXにて応募。
バンダイキャラクター研究所ホームページURL http://www.bandai.co.jp/charalabo
◇問い合わせ窓口
〒111-8081東京都台東区駒形2-5-4
株式会社バンダイ キャラクター研究所 スカラシップ事務局 担当:戸口または相原
Tel:03-3847-5118 Fax:03-3847-5089 E-Mail : toguchi@bandai.co.jp
【教員公募】
同志社女子大学が2002年4月に学芸学部に設置計画中の「情報メディア学科(仮称)」の専任教員6名、特別任用教授2名を募集。
*専任教員
1. 授業科目担当分野
(1)「コンピュータグラフィックス、音声・画像・動画デジタル処理、アニメ、ゲーム」関係分野
(2)「ソフトウエア、プログラミング、ネットワーク、モバイル、データベース」関係分野
(3)「e-commerce(eコマース、電子商取引)、e-business(eビジネス)」関係分野
(4)「新聞、広告、放送、映画」関係分野
2. 職種および人員:教授または助教授 6名
3. 応募資格
大学院修士課程または博士課程(前期)修了、もしくはこれと同等以上の学歴を有する者。
キリスト教および本学の建学の精神を理解する者。
2002(平成14)年4月1日時点で満年齢61歳以下の者。
大学等設置認可申請に係る教員の資格審査に合格する業績等がある者(当該教員資格審査に合格することが採用の条件)。
4. 待遇: 同志社給与規程等による。
定年は65歳。ただし、再雇用制度あり(雇用契約期間は5年を限度)。
5. 採用時期:2002(平成14)年4月1日
6. 応募締切:2001(平成13)年2月28日(水)【必着】
7. 面接日: 2001(平成13)年3月18日(日)
*書類審査合格者に対してのみ3月12日(月)午後7時以降に連絡予定。
8. 提出書類
@履歴書(同学所定様式、自筆のみ可) 1部
*文部省教員資格審査歴のある人は、学部・学科、科目名等を記入。
A写真台紙(所定様式、5cm×4cm) 1部
B研究業績書(所定様式、ワープロ可) 1部
C主要著書もしくは学術論文(現物またはコピー) 3点
D現在までの研究テーマ・研究内容(2000字以内) 1部
E着任後の教育に対する抱負(2000字以内) 1部
*担当可能な科目も書く。
F推薦状 1部
G健康診断書 1部
H最終学歴を証する書類 1部
9. 提出先・問い合わせ先
〒610−0395京都府田辺市輿戸 同志社女子大学企画部企画課
*応募書類は(簡易)書留便とし、「教員応募書類在中」と朱書きすること。
Tel:0774−65−8442、8441 Fax:0774−65−8439
E-Mail : kikaku-t@dwc.doshisha.ac.jp
*特別任用教授
1. 授業科目担当分野:専任教員と同じ
2. 職種および人員: 特別任用教授 2名
3. 応募資格
大学院修士課程または博士課程(前期)修了、もしくはこれと同等以上の学歴を有する者。
キリスト教および本学の建学の精神を理解する者。
2002(平成14)年4月1日時点で満年齢65歳、66歳の者。
大学等設置認可申請に係る教員の資格審査に合格する業績等がある者(当該教員資格審査に合格することが採用の条件)。
4. 待遇:同志社女子大学特別任用教授規程等による。
雇用契約期間は5年を限度とし、満70歳に達する日の属する年度を越えて任用することはできない。
5〜9.採用時期、応募締切、面接日、提出書類、提出先・問い合わせ先等は専任教員の場合と同じ。
【会員状況】
学会総会時に、会員数は351名(96年度入会者198名、97年度入会者25名、98年度入会者44名、99年度入会者55名、00年度入会者29名)になりました。
【会費納入のお願い】
上記会員のうち、今年度まで会費を納入いただいているのは、222名にとどまっております。とりわけ、昨年度までの会費の未納の方には「督促状」を同封しましたので、至急、納入いただきますよう、重ねてお願いします。

日 本 社 会 情 報 学 会 事 務 局
呉大学 社会情報学部中北研究室
〒737-0182 呉市郷原学びの丘1-1-1
TEL:0823-70-3357(研究室)、3300(代表)
FAX:70-3311
E-mail:s-info@ondo.kure-u.ac.jp