会員各位                      企画委員会委員長 木村忠正 下記のとおり、JASI特別企画「ICTフォーラム2011」(第129回定例研究会)を開催します。 参加を希望をされる方は、6月11日(土)までに事前申込をお願いします。 本研究会におきましては、一般参加者(非会員)も参加可能です。 ご関心のある方へのお声かけ、転送等いただけますと幸いです。 また、同日同会場にて11時より、既にご案内の会員総会を開催いたします。 併せて、多数のご参加をお待ち申し上げます。 ●第129回定例研究会(平成23年情報通信月間参加行事・会員総会と同日開催) 日 時  6月18日(土)14:30-16:00 会 場  中央大学駿河台記念館670会議室 テーマ  JASI特別企画ICTフォーラム2011「東日本大震災と災害情報」 参加費  無料 申込・問合せ:日本社会情報学会事務局まで、氏名・所属を明記のうえ        e-mailまたはファックスでお願いします。         e-mail:office(アットマーク)jasi.info FAX: 0422-40-2062 締切日  6月11日(土) 定 員   70名    *申込を戴いた方へ、お断りの連絡がない場合は定員内です。    *当日参加につきましては、定員になり次第、締め切らせていただくことをご了承ください。 主 催   日本社会情報学会(JASI) 協 賛   情報通信月間推進協議会 未曾有の東日本大震災により、災害情報の観点から社会情報学を発展させ、社会に貢 献する必要性が改めて強く認識されていると存じます。そこで本年度のJASI特別企画 ICTフォーラムは、「東日本大震災と災害情報」というテーマでシンポジウムを開催 することを企画いたしました。災害情報研究の第一線で活動され、日本災害情報学会 の中心的研究者である吉井先生、田中先生、大震災後、大学における安否確認に最前 線で活動された増田先生に、それぞれのお立場からお話いただき、大震災と災害情 報、大学という組織にとっての災害情報、危機管理について理解を深め、社会情報学 としてさらに取り組む契機にしたいと考えます。皆さまのご参加をお願いいたしま す。 ご講演者(ご所属)「講演タイトル」と概要 吉井博明(東京経済大学コミュニケーション学部教授) 「東日本大震災、3つの『想定外』」 東日本大震災は、超巨大地震の発生、巨大津波による想定を超える犠牲者数、巨大原 子力災害の誘発という3つの「想定外」の結果である。なぜ、このような「想定外」 の事態が引き起こされたのか検証する必要がある。現在、進行中の災害でもあるの で、仮説に留まるが、この「想定外」の原因と対策について考えてみたい。 (略歴:東京工業大学大学院理工学研究科博士課程単位取得退学、その後、(財)未来 工学研究所、文教大学を経て、1999年より現職。日本災害情報学会副会長) 田中淳(東京大学大学院情報学環附属総合防災情報研究センター教授) 「東日本大震災にみる災害情報」 今回の東日本大震災において、事前のリスク情報、緊急時の警報等伝達、ならびに復 興期の個別ニーズ収集の課題を考える (略歴:東洋大学社会学部教授を経て、2008年4月より現職) 増田建(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻准教授) 「東日本大震災における東京大学教養学部での安否確認」 今回の東日本大震災において、東京大学教養学部では昨年度より導入した安否確認シ ステム”駒場アラート”を用いて、学生・教職員の安否確認を行ないました。計らず も当時の防災担当者を務めていた、防災には素人の教員(私)が行なった安否確認の 実際について、その背景や経験談をご紹介させて頂きます。 (略歴:東京工業大学大学院生命理工学研究科助教、カリフォルニア大学バークレー 校客員研究員を経て、2004年より現職)